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プロフィール

玉葱ハンター

Author:玉葱ハンター
・H4年生まれ、秋田県出身。

・手描きイラストは素人の独学でどのレベルまで上達できるかを研究中。
・小説は推理モノのみを読む。
寂しがり屋&テレ屋ですので、宜しければどんどん話しかけて下さい!


・メールアドレス holy.horus◎gmail.com (◎を@に変換)

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『眼球堂の殺人』 (周木律)

ブログの方向性が、イラスト路線に定まってきました。
でもまあ、タイトルにディテクティブって入っちゃってますから。たま~にこういう記事もやりませんとねえ。

たま~にって、いつ? 具体的には、イラストが間に合わなかった時です。
つまり、今でしょ。

眼球堂の殺人 [ 周木律 ]

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感想(0件)




主人公は放浪癖のある数学者、十和田只人。
彼はある天才建築家から、『自分が新しく立てた建物に来ないか』といった旨の招待を受けます。んで、行く訳ですね。自分にしつこく付きまとう女性ルポライターを伴って。

行ってみると、有名人だらけでした。ノーベル賞受賞者、TVでおなじみの政治家、有名な芸術家。その道では名を知らぬものはいない──といった天才達が一同に会していたのです。

そこで、まあ人が死にます。

物理的に不可能であるはずの連続殺人。解き明かすために必要な要素は、ほんのわずかな数学の才能と、大いなるヒラメキです。誰が殺した? どんな方法で? 被害者達の共通項は?

この本は、どうして眼球堂というタイトルなの? 

それを意識しながら読み進めると、少し面白みが増すでしょうね。



数学のうんちくは、意外と副次的なものとして扱われていました。こういう小説って、作者の衒学的な記述に読者はたびたび辟易させられるものですが、そんなにしつこくなかったよ。
あ、哲学とか建築学、美術のうんちくも所々に出てきます。個人的には、タメになるお話が多かったです。

主人公のキャラもイイですねえ~。
頭脳明晰で冷静沈着。だけど非常識で変人な側面もある。ギャップの中にこそ魅力があります。


殺人トリックは、ジャンルで言えば物理属性でしょうかねえ。理系の人が有利かも。



推理モノにおいては、定番を踏襲した作品が高い評価を受けるのが、近年では難しくなりつつあります。
もうだいぶアイディアが出尽くしちゃってるから、読み手にはどの作品も似たり寄ったりに感じちゃうんですよ。『もう、これはお約束だな』ってね。

しかしこの一冊は、それを踏まえても中々のものでしたよ。作者がすごい頭イイんでしょうね。
自分のIQを上げたい方は、読んでみて下さいな!

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『火車』 (宮部みゆき)


小説で臨場感っを味わうのって難しいと思ってました。読書って、ただ文字を目で追うだけだもん。
ただ、コレは中々だと思いますよ。ってな訳で、この一冊です。


火車 [ 宮部みゆき ]

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感想(75件)




休職中の刑事が、親戚から人探しを依頼されるお話です。探す人は、その親戚の婚約者の女性。
自分の所在を誰にも知らせず、自らの意志で失踪したと思われる女性。どうして、彼女は消えたのか?

彼女の踪跡を追う事で現れ始めた、彼女に関係する人間達や主人公の心境の変化。個性豊かなキャラを持つ多数の登場人物。
ノンフィクションを思わせるような現実味の中にも、小説特有のドラマチックな風味を確かに感じる一冊でした。

僕の着眼点に問題があるのかもしれませんけど、この小説で注目すべきは登場人物の個性です。トリックだのアリバイだの、ミステリー要素はあくまでお飾り。

どんな人間でも、ただ生きているというだけで、誰もが劇的な物語を生み出し続けているものです。
結構当たり前の事だけど、誰か一人の人間をピックアップする場面なんて滅多に無いから、そんな事は忘れがちなんでしょうね。人同士の繋がりが薄弱になりつつある僕ら現代人には、こういうストーリーはぐっと心に響く何かがあると思うんです。

自分がもしこの本に登場するとしたら、どのポジションに収まるのがいいかな? 興味がおありの方は、そんな事を考えながら読んでみて下さい。
──ちょっとクサいセリフ言い過ぎた?


ちょいと発売日が古いミステリー本を今になって読むのが、僕のマイブームになってます。もう、三年ぐらい続いてますよ。
おかげさまで、ブックオフの店員に顔を覚えられちまったぜ。お恥ずかしい。


『ドグラ・マグラ』 (夢野久作)

この暑い季節、ただでさえ脳ミソが沸騰しそうなのに、よりによって読んだのがコレです。
日本三代奇書に数えられる一冊。読むと精神に異常をきたすという大胆な売り文句は、ダテではありませんでした……。


ドグラ・マグラ(上) [ 夢野久作 ]

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感想(17件)




主人公は年若い男。彼が刑務所の独房のような場所で目を覚ます所から、物語はスタートします。
自分が何者であるかを思い出せない主人公。現在自分がいる場所が何処であるかも、どういった経緯で自分がここにいるのかも分かりません。
そして彼は、若林博士という人物の力を借りて自分の不確かな記憶を取り戻そうとするのです。


その概要なんですけど──一体どんな言葉で説明したらいいんでしょうねえ?


婚約者であるという絶世の美女に引き合わされたり、精神疾患を抱えたある男が書いたという怪奇小説を読まされたり、恐ろしい殺人事件について説明されたり──とにかく色んな情報が、読者及び主人公に対してひっきりなしに与えられます。

主人公は何者なんだ? どんな事件を起こしたんだ? そんな疑問は、考えるだけ無駄ですよ。

これを読み終えた方には、一つ注意を促しておきましょう。自分が今も正気を保てているかどうか、ちゃんと確かめた方がいいと思います……。



上記の文でおどかしといてアレですけど、この本はマジで読みにくいです。
最近の作品じゃないので、文章が昭和テイストなんですね。あと、名詞や四字熟語も難しいです。場合によっては辞書が要るかも。
一文も長いんだよ……。ラノベを見習って、もっと頻繁に改行してくれないとね。

あ、作品のスケールは壮大なんですが、主人公の行動範囲は結構狭いですよ。ずっと目覚めた施設からは出てないっぽいです。次々と現れる登場人物達の手によって、お話が複雑に展開されていく感じですな。

つまり理論的には、与えられた情報を整理して推理を構築していけば、読者には隠された謎の真相が全て解き明かせるという事になるけど──よっぽど頭いい人じゃないとムリだろうなあ。
僕は読んでる最中に訳分かんなくなってきて、勝手に混乱した挙句、自爆しました。これも作者の意図のうちですかい?


休憩入れずに読んでると、すんごい疲れますよ。これを未読で、なおかつ読んでみたいって方は、是非とも秋になってから読んでくれい!
あと、表紙を見られないように裏返しにした方がいいぜ!

『アリス・ミラー城殺人事件』 (北山猛邦)

さて。久しぶりに、こっちの記事も書きますか。



『アリス・ミラー城』殺人事件

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感想(0件)





孤島に名探偵が集合。
彼らの目的は、孤島に屹立する屋敷の何処かにあるという、『アリス・ミラー』なるお宝を探すためでした。

そんで、まあ殺人が起こります。

不可能犯罪めいた殺人。演繹的な推理で、見事に解決して下さい。



先に言っちゃえば、作中で使われるのは物理属性のトリックです。ちょっとした閃きがあれば、当てられるかもしんない。
殺人は、一人ずつじわじわ殺されていくので、読んでて臨場感が味わえます。ちょいと描写がグロいけどね。

犯人当ては、まあ二の次にした方がいいでしょう。何故って? 読者を騙すテクニックが、ちょいと過ぎているからです。
僕は読後に、『そう来たか……』と呟いちゃいましたね。ま、読めば分かるよ。

ラストは何処か後味の悪さを残しつつも、この上なくカッコいい終わり方です。きっとこれ以上鮮やかな結末はありえないと思えるほどにね。



最近は、つくづくイラスト描くのに夢中になり過ぎてますね。だって、上手くなりたいんだもん。
推理モノと手描きイラストの両方が好きな人、絶賛募集中です。案外いると思うんだけどなあ。





『クビキリサイクル』 (西尾維新)

これはダレ?
パッと言える人は少ないでしょう。だって、似てないもん。





ブログタイトルにディテクティブと入っちゃいるが、推理モノ関連の記事は見事になおざり。看板に偽りアリですね。
という事でこの一冊。



クビキリサイクル [ 西尾維新 ]

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感想(5件)





日本屈指の財閥の令嬢が、五人の天才を孤島に招きます。

5人はそれぞれ、科学・絵画・料理・占術・工学の分野におけるスペシャリスト。
そんな舞台で引き起こされた殺人事件。しかも、死体には首がありませんでした。

工学分野の天才・玖渚 友(くなぎさ とも)。彼女の友人である主人公の少年と共に、怪事件の究明に挑戦して下さい。




ラノベ。そしてミステリー。典型的推理モノながら、その手の小説特有の堅苦しさはありません。すらすら読めたし、面白かったです。

一文が短く、うまい所で改行してくれているのでストレスを感じずに速読できます。
展開も速いし、登場人物達の会話も現代的。それでいて、ミステリーの雛形はちゃんと踏襲してました。推理モノの経験値がそれなりにある人なら、割と苦労せずに犯人を当てられるかも知れません。
まあそれでも、作品の全体像全てを見抜けるとは思いませんけどね。ちゃんと最後には、しっかり読者を驚かせてくれます。


ミステリーとラノベの共存を推奨している僕としては、なるべく多くの人に読んでもらって感想を聞きたいです。
活字アレルギーの人とかには、ラノベっていい特効薬になると思うんですよね。

マンガでも新聞でも小説でもエロ本でもいい。皆、読書しようじゃないか!

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